Trip & Travel

残務処理と困ったしきたり

木枯らしが吹き荒れる今朝はオレンジ強めのいつもの朝焼け
今夜また青梅に戻らななければならないので、午前中出来るうちにやらなきゃいけない図面のチェックをしておく。
そして午後からは工事の始まった現場に行って市の遺跡調査の立会いをしに行ってくる。
現場に着くと基礎屋さんが「あれ?もう終わっちゃったよ」とのこと。
14時に行くって言うから時間合わせてきたのに・・・現場にすぐ下で大規模な遺跡調査をしているので、そこから予定より早く来たらしい。
まあ、こちらは何も出てこず問題無かったから良いんだけど。
それにしても今回の基礎屋のM井くん、パワーがハンパ無い。
一人でたった二日で位置出しから総堀しちゃって砕石敷き出すんだから。
聞けば朝イチで別の現場の準備して、午前中はさらに別の現場の地鎮祭に行ってきたらしいし。
ここの現場の他に掛け持ちしながら一人でチャッチャと小気味よく作業している姿は感動すらするw
ほんといいタイミングで引き受けてくれて助かった。

そして家に戻って準備をして再び上京。
途中久しぶりに談合坂で怒る王蟲の群れに取り込まれてしまった。
昨日が祝日だったので油断していたけど紅葉の季節もあって平日でも観光のUターンラッシュはあるようだ。
まあ出来るだけ楽しみながら運転して戻ってきたけどね。
そして今夜は義父と葬儀後の諸々の手続きのことについてレクチャー。
こういうこともあるだろうとちゃんと整理して取っておいた母親の時の資料が役に立つ。
そしてお寺さんから四十九日の法要の日程を年明けの6日か7日で決めてほしいという驚愕の話が。
正月明け早々ってのもあるけど、ちょうど三連休・・・なんてこった。
み〜さんも仕事あるし、こちらも一番の稼ぎどき。
まあ仕事してるのは我々だけだから、そう言う仕事の事情とかは考えてもらえそうもない。
さらにその寒い時期に納骨式もすると言うことらしい。
我々は春になって暖かくなってからの方が良いと言ったけど、却下。
もう好きにしてくださいって感じ。
やぱりお墓なんて要らないって気持ちがさらに強まった夜。

着々と準備

今朝は住宅地からの朝焼けの空
一夜明けてみ〜さんの実家で迎える朝は素晴らしい朝焼け
もうちょっと広い空で見たかったけど
そして今日もみ〜さんの従姉妹と焼香に行った際に打合せ
大体決める事は決まった感じ。
それにしてもお寺さんに払う費用の高さに驚愕というか憤りすら感じる
そしてお寺さん都合で何でも決まることにも。
身内とはいえ、神道で式をした我が家としては本来の主役を無視した余りの不自由さに疑問と困惑
檀家制度だから仕方ないのかもしれないけど、もうそろそろお寺さん至上主義はやめた方がいいと思う。
だから檀家さんが減っちゃうんだよ。
でもまあそういう社会文化に慣れちゃっている世代の喪主の義父が従うって言うんだから仕方ない。
何だか悶々としながら身支度を整える為一旦山に戻ってきた。

手続きと宣告

今日も実家両家の所用のために上京。
まずは父親の代理でJAの銀行へ
実家の整理に伴う諸費用を支払う為に定期を解約して口座に入れ替えるのに、本人が窓口に行けないのでこちらが代行するわけだが、委任状、戸籍謄本、身分証明書、解約する為の使用用途が判る資料(今回は各業者の見積書)を揃えて提出しなければならない。
事前に相談しておいたので、何が必要かも解っていたし、担当者も事情がわかっていたので話が早いが、いきなり行ったりしたら多分手続きしてもらえない可能性は高いと思う。
まあ窓口の人も事情はわかっているとは思うが、やはり多額のお金が動く事だし色々ルールに従わなければならないんだとは思うけど、毎度のことながら高齢者の代理手続きの大変さはなんとかならないものか。
本当は振込まで一緒にしたかったが、諸事情で今回は解約、入金まで。
また改めて振込に来なければならないけど、今度はさらに事情がわかってくれているのですんなり手続き出来そうだけど、ああ面倒。

そして午後はみ〜さんと義父と一緒に病院に行って主治医から義母の状態の説明を受けてくる。
先日頑張って飲んだ胃カメラの画像を見て俄然、ここまで酷い状態だったとは・・・というか、ここまでの状態なのに救急搬送されるまで予兆が無かったというか、痛みを訴えなかったのが不思議。
認知症は痛みまでも忘れさせてしまうのかと思うくらい。
自分もよく内視鏡検査を受けているので、胃の中の状況を見ているが、胃癌ってここまでなるの?って感じ。
若く体力があるなら全摘するくらいの状況らしいが、年齢や体力を考えてもそれは無理だろうし逆に負担になるので今後は緩和ケアを中心に見守る治療に変更することで合意。
そして年は越せないだろうという余命宣告を受けて病院を後にする。
でも病院で最後まで看取っていただけるだけでありがたい。
ウチはつくづく医療関係者には恵まれているなぁと痛感しながら山へ帰ってくる。
さあこれからしばらくは臨戦体制だ。
家に帰って食べるとり飯と採れたてホップが美味い♪

いきなりの初雪の日に

雪が散らつく雨上がりの朝
いよいよ冬がはじまるかな
タイヤ交換しておいて良かったぁ

そんな雪が舞う中、それぞれの実家の所用の為今日も上京。
すっかりきれいに片付けられてたウチの実家を確認した後、
病院に行って深刻な状況を確認して、今後のことの話し合い。
今年はまたちょっと大変な暮れになりそうだ。

その後はゴッドハンドがしばらく長期休業に入るというので、
その前に我々の身体のメンテナンスをしてもらってくる。
相方は腰やら肩の不調の修正。こちらは特に不調はないものの、今シーズンブーツを新調するので、インソールも新しく作ろうと思い、左右の足のバランスの調整を中心に診てもらってきた。
いつものように術後の“憑き物”が取れたようなスッキリとした爽快感がたまらない。
しばらくまた大変な状況になると思うけど、これで乗り切れそうだ。

雨のち晴れ、そして100年ぶりの夏日

その後の進捗状況を確認しに雨降る中実家へ
先週の月曜日以降、現場は空きになっていたようだけど、すっかり室内は綺麗に片付いていた。
今日はエアコンの撤去作業と庭の残りの片付けをするそうな。
しかしこうきれいさっぱり片付くと気持ちいい反面なんか不安になるのはなんでだろうw
思い出も含め全てが無くなって、なんかもう取り返しがつかないからかもしれない。
でもこれで踏ん切りも付くってもんだ。
しかし仕事とはいえ流石としかいえない。

そして今日のもうひとつの大事な用事。
人数制限のある面会待ちの窓からの風景。
そして新たな宣告がされた。
でもこれまでの色々な経験があって今がある
これからのことを淡々と冷静に考えられる
そこが我々の強み
当人や義父から見るとクール過ぎるかもしれないけど
それにしても今日の暑さは何?ホント夏のような陽気
なんでも100年ぶりで、二日連続の夏日は初なんだとか
異常もここまでくると・・・

一難去ってまた

地面が白くなるほど冷え込んだ朝に
沈み行く十六夜の月
でも日中は薄着でOKな暖かさ
この異常な状態はいつまで?

昨日はその後の作業の進捗状況を確認する為、また実家へ
あの物置と化していた自分の部屋や妹の部屋はすっかり片付いてきれいになっていた。

一階には解体された家具などがきれいに分別されて次々と搬出されていく
さすがプロの仕事は違う
庭の片付けも含めあと数日はかかるようだけどこれでやっと先が見てきた

で、お昼になったので近所の行列が出来るラーメン屋に行ったらホントにスゴい行列が出来てたのでヤメにして別のところへ
実家に行くたびに気になっていた近所の食堂
蔵を改造した店の佇まいや内装、メニューのクセがスゴいw
メニューを見て何を頼むか悩んでいるところへ女将さんがきて、お薦めだっていう「肉団子定食」を頂いてみた。
出てきたエスカルゴ用の器にたこ焼きのように盛りつけれた肉団子と野菜の素揚げ、これまた見るからにクセがスゴい😅
肉団子を竜田揚げのようにしてデミグラスでも普通のでもないソースとマヨネーズ?がかかってる。
でも食べると外側がカリッとして中の肉団子がジューシーでなかなか美味い♪ソースもいい感じ。
それにマカロニサラダとすいとんの入ったけんちん汁に山盛りご飯と迷惑・・・いや良心的なスゴいボリューム感😅
もし次来るときはご飯は半ライスで頼もうw
店内のディスプレイからロック好き店主、同年代の匂いがぷんぷんする店だったw

でもってお昼を食べて帰って来たら、み〜さんから義母が実家で倒れたと緊急連絡😱
こちらの実家の方は後からやって来た妹にバトンタッチして、ひとまずみ〜さんがこちらに来る前に救急搬送された病院へ
こういう時、お互いの実家が同じ市内にあるってのは助かる。
しばらくして到着したみ〜さんと義父とICUで義母と面会、点滴は受けているものの意識はあるのでひと安心。

その後先生から現状の説明を受けてひとまず昨日は帰宅。
み〜さんは実家に残ってこちらは山に戻って来た。
横田基地に浮かぶ大きな紅い月、帰りに寄った父親の住まいの廊下より

お気軽秋の大人の遠足

美しい今朝の朝焼けと富士山
燃えるような紅い空を背負った富士山からの〜
淡いグラデーションのベールを纏った富士山
そして真紅に染まる北岳のおまけ付き
日の出時の一瞬のドラマ

天気の良い土日に仕事してたので流石に申し訳ないと思い、奥さんの三連休の最後にちょっと遠足してきた。
超お手軽にってことで久しぶりに北ヤツロープウェイで坪庭から縞枯山荘まで。
流石にこのコースだと登頂の達成感は味わえなかったけど、まあ気持ちよかったから良いかw
ビーナスラインの上の方は紅葉が今がちょうど見頃で綺麗だったし

そしてR299沿いの“epi”さんでお昼食べて帰ってきた。
で、ホットサンドに使っていたイギリスパンが美味しかったのでお持ち帰り。
とっても口当たりが良くて甘味もあって美味しかったので、明日の朝が楽しみ。

ススキと秋の八ヶ岳西麓
帰り道の道草
景色と空気が気持ちいい

で、昼過ぎには家に戻って昼のロードショー観てから仕事したり
そして夕焼けと赤富士と半分の月を見ていたらちょうどいいタイミングで夕方5時の夕焼け小焼け♪が
郷愁漂うこんな景色がウチの前から見れる幸せ

朝焼けの季節の到来

薄紅色の綿雲に包まれる夜明けの明星
朝焼けを背負う今朝の富士山
気温4℃
また寒くも美しい朝焼けの景色の季節がやってきた

で、今日はみ〜さんの実家の片付けの為上京
朗らかな陽気と秋の空
せっかくなので母親の墓参りもしてくる
もう直実家の片付けも始まることだしw
母親がこの墓に入った頃はまだまだ空きがいっぱいだったに、もうすでにこの区画は満員御礼。
墓地全体も新たな区画が出来て他の区画もいっぱいな状況。
ここ数年でこういう共同墓地がすっかり定着してきた感じがする。

で、み〜さんの実家に行ってちょっと片付け。
まあ義母のこともあるのであまり早急な片付けはどうかと思うので、今日はちょっとにしておいたけど。
でもここも昭和のよくある家と同じく衣裳や物がたくさんある😅
でもウチの実家よりは少ないので良いとは思うけど。
そして帰りにウチの実家にも寄って最後の引き上げ品を物色、救出。
でも来る度にため息しか出ない状況とももう直お別れ。

そして山に戻って一日の終わりの至極の一杯
今夜はなんかいつも以上にまろやかで飲みやすく美味かった。

初冠雪を見ながら上京

来る度に途方に暮れる状態に終止符を打つべく、最終段階に入る打合せをしに初冠雪を迎えた富士山を見ながら上京
これまで散々期待を裏切られてきただけに、今日来てくれた同郷の同年配の業者の方にホッとする
今回は期待を裏切られる事なく良い仕事をしてくれそうだ

そして別の測量屋さんと父親のところに行って沢山署名と捺印をしてもらってくる
こちらもこれでひと段落
昔にちゃんとやっといてくれたらこんな面倒な事にならなくて済んだのに・・・

そして街で見る富士山と夕焼け空
奥多摩の山に沈む夕陽と
薄明光線と不思議な雲のコラボレーション
街中でも夕焼けの美しさに変わりはない

で、面倒ごとを終わらせた後は恒例のご褒美飯
今日から変わった秋の新メニュー一番乗りでいただきました
昨夜も美味しかった
今日のお通しは「アジのなめろう、舞茸の天ぷら、よだれ鶏」
そして新メニューの柔らかいイカを丸ごと一杯使った「イカとレタスのシーザーホットサラダ」と「若鶏の唐揚げおろしポン酢」
どちらもメチャ美味です。特にイカのサラダは最高♪
そして今日は「高菜の焼きおにぎり」これまたプレーンのとは違って美味し、これだけでご馳走になる。
最後にサービスで試作品のナッチョスも頂いた、これはビールが飲みたくなる(飲めないけど😢)
今夜も美味しく元気になれた。

そして山に戻るとちょうど美しい月が昇ってきた
そして長〜い一日が終わった

幻想と現実と美味しい癒し

明るく輝く明けの明星・金星と冬の星座たち
また何かに起こされて見た明け方の空

久しぶりの朝活は残念ながら東の空は厚い雲と深い霧の中
でも茜色に染まった西の空は美しかった
で、今日はみ〜さんは義母の定期検診の付き添い、こちらは家の片付けとそれぞれの実家の用事で上京。

中・高生の頃、お小遣い貯めて買ったりレンタルしたりしたLPレコードを聴いたり、せっせとカセットテープにダビングするのに欠かせなかった山水-SANSUIって当時マニアックなメーカーの実家のシステムコンポ。
今の自分を形成する音楽を共にしてきたと言ってもいい思い出深い代物。
CDが世に出てからというもの、すっかり出番が無くなり埃を被った実家の遺物となっていたそのコンポ。
本日「高価買取」を謳う業者に出張買取を依頼したところ、おおよそオジさんがこのコンポ使っていた頃、君は生まれてなかったよねって感じの若いお兄ちゃんの評価額は0円・・・😱
「ご希望であれば無料で引き取りますが」と言われ置いて行かれも困るのでドナドナしていただいた。
まあ役40年前の物だし、アナログブームとは言え再販しても売れないらしい。
元にオークションサイト見ても二束三文の価格でも買い手が付いてなかったからねぇ・・・
それにしても0円とは・・・一緒に出した一番古いSONYのオープンリールのデッキの方が値が着くとはねw(2000円だけど😰)
スピーカーなんて引き取ってもくれないし😓
他にも本に至っては写真を見せて問合せたところ、出張買取にしても宅配買取にしても経費の方が高くなるので買取できないと言われた。
「高額買取」なんて所詮幻想に過ぎないと実感した今日この頃
もうすっかりガラクタの山と化したちっとも減らない親たちの宝の山を見ながら途方に暮れる午後。

二束三文だったオーディオの買取金を持って父親のところへ
肝心なことは人任せで、あれこれ注文と苦言だけは言うくせに、変なことだけは先走る。
その手続きだってこっちがやるんだがな
ほんともう面倒くさいったらありゃしない。
話を聞きながらベランダから見る、美しいグラデーションの夕焼け空と富士山の上空に輝く四日月
ホーム・八ヶ岳南麓では絶対見れない景色
こんなんでもなけりゃやってられない

ため息ばかり出るような一日と余りの結果に打ちひしがれ、そのまま帰るのはシャクなので美味しいモノ食べにいつのも店へ。
毎度の素晴らしいお通しをはじめ、茄子、秋刀魚などなど秋の味覚を味わってきた。
サービスで赤海老の唐揚げもいただいちゃったりして。

で、テイスティングを頼まれた“Hoegaarden”のノンアルバージョン。フルーティーでちょっと甘いけど他のノンアルよりヘビーな飲み口で個人的には好きな味。ただのノンアル飲むならこっちを選ぶかな。

今日も美味しくて幸せなひと時をありがとう。
去年の今頃は店づくりでお互いてんやわんやだったと思うと、一年は早いなぁと思う。
そして繁盛店になった事を嬉しく思う。
そして満たされた気分で家路と着く。