コロナ禍の葬儀

今日は先日亡くなった親戚の葬儀の為上京。
今日から東京はまた“まん延防止措置”が発令され、ちょっと緊張感のある中での葬儀。
「お店のおばさん」と慕われた神社の参道のおみやげ屋の叔母さんの娘で、小ちゃい頃から親しかった母親の従姉妹。
数年前にALSと診断されてそれからずっと闘病生活を送っていた。
解ってはいたとはいえちょっと早い旅立ち、でもある意味家族はホッとしているかもしれない。
何より上界で待つ祖母、叔母、母達の元に行くのでさらに賑やかになるに違いないw。
御嶽山の親族という事で葬儀は神式で執り行われ、毎度の祭祀の奏上で故人の一生を聞くと感慨深いものがある。

コロナ禍でなければもう少し参列者も居たのかもしれないが、こういう状況なので極近しい親族のみ。
アニメ「サマーウォーズ」をさらに大きくしたような大親族の母方の家ではあるが、年々集まる人が少なくなってきてちょっと寂しい気もする。
火葬を待つ間もこんな弁当を各自静かに黙食しなければならないのもちょっと寂しね。
何はともあれ安らかに、そして上界で賑やかに過ごして欲しい。

山に戻って寒さの中で見る夕日に染まる山々。
今日は一段と寒さが厳しい。