最強の邪道

知れば知るほどBMとMWAMの共通項が見えてきた。
共に今や世界中にファンのいる世界的な日本のバンドであるけど、当初は企画モノ?、邪道、キワモノ、イロモノ扱いされていたはず。
実際自分でも最近までそうだったしw😆外見だけで判断すればそれが一般的な反応ではあると思う。
『アイドルの小娘がメタルだぁ?』、『ヘンなマスク被ってちゃんと演奏出来んの?』
多分所見は日本は元より世界でもこんな感じだったろう。
でもひとたび演奏を聴き、パフォーマンスを観れば『なんだコレ!すげぇ良いじゃん!!』って驚きと評価に変わる。

王道、本道で勝負出来ればもちろんそれに越したことはない。
でもそれは全世界相手ではほんのひと握りのチャンスをものに出来た者だけの話。
SU-METALにしても普通に超歌が上手いアイドルで通用したに違いないし、MOA&YUI-METALにしてもダンスや演技の上手い可愛いアイドルで十分イケてたはず(その場合多分興味はなかったと思うけどw)
そういう娘たちが今までそういうものに免疫の無かったメタルの世界で打って出たから、良くも悪くも注目され、真面目な取り組みと魅了される歌声とパフォーマンス、さらにバックバンドの超絶なスキルの演奏が評価されて今に至ったはずだ。
ただのアイドルでは世界でこんなにも評価されなかっただろうし、バックの神バンドにしてもスキルは高くてもスタジオミュージシャンのままだったろうし、そのままでは世界ツアーは元より名だたる有名なホールで何万人も前に演奏なんて経験出来なったはずだ。

MWAMにしても元々スキルの高いメンバーたちであったにせよ、あの突拍子もないビジュアルで登場したからこそ、聴く聴かないは別に世間に注目され興味を持ってもらえたからこそ、あちこちから声も掛かり結果世界への進出も出来たはず。
もしプライドとかを捨てずそのままだったら、実力はあってもフェスや地方の小さい箱を回るような一部ファンにお馴染みのって感じのいちロックグループのままで終わっていたかも。
だからこそ世界へ撃って出る為にもあのビジュアルは必要だと思ったのかも知れないし、それを選択したんだと思う。
実力を伴った王道、本道は理想的。でもちゃんと実力が伴っていれば邪道、キワモノ、イロモノはさらに最強になるって見本だと思う。何をキッカケにするかって事だけ。
そして二組ともスゴいのは売れて尚10年以上その世界観をしっかり守り抜いていること。そして目標が「世界征服」だったことw😆
そして何より上手いし、カッコいいスゴいバンドだってことにに尽きる。
なんて事をイカしたBGM聴いて仕事しながら思う雨の一日。