旋律の世界観

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映画を観て帰ってきてから以降、ず〜っと映画の世界を引きずっている感じ。

この映画のもう一つの主役であるのが“RADWIMPS”ってグループが奏でる音楽。
どっちが先かっていう話もあるが物語の世界観とバッチリ合っている、旋律と独特の詩。

特に後半に流れる感動的な音楽は思い出すシーンと相まって何度聴いても鳥肌が立つ。
その中でも「スパークル」って曲はそれ自体が壮大なストーリー性のある組曲みたいで「なんだこれは」って感じがするほど。

ちょっとネタバレになちゃうけど、後半のあるシーンが先の震災の被害シーンとリンクする。
あるインタビューでも監督も言っていたが、震災から5年経ったことで今なら作れるだろうと思って入れたシーンとのこと。
そうして観るとこの映画のまた違った側面が見えてくるし、ちょっとでもあの光景を目の当たりにした者からすると色々思うところがあったりもする。

とにかくこの「スパークル」って曲が流れる場面は映画の世界に引きずり込まれ見入ってしまうのは間違いないと思う。

そして最後のエンドロールの曲で静かに観終わった感動の余韻に浸り、また観たくなる気持ちがぐわ〜っと出てくる。
上手く出来てるなぁ〜(笑)← すっかり戦略にハマってるな(^^;)

そして新海映画に散りばめられた定番のオジさんキラーのセリフ → 『どうかなぁ?』『そうよ』

しばらくこのマイブームは続きそうだ(笑)